ロータスランド | Oriental Dance Studio Lotus Land | エジプシャン ベリーダンス

Lotus Column

Lotusのひとりごと

悲しいまでの強さを持つ踊りエジプシャンベリーダンスの魔力

敬虔なイスラム教徒の人が多いアラブの国々にあって、当然保護されることなどなく、なのに雑草のように長い年月を生きながらえてきたベリーダンス。長い歴史の間やめようにもやめられなかった、悲しいまでの強さを持つ踊り。

ここまで人々の心に根付く理由はいったい何???
そしてそんな中で踊り続けるダンサー達の強さと明るさは何???

それは私にとって、エジプトに行けば行くほどに大きくなる疑問です。

少しわかった気がしてもまたわからなくなり・・・
結論など出そうにないのですが、現時点でエジプシャンベリーダンスについて私が感じている事を取り留めもなく書いてみようと思います。

嬉しいと笑い、悲しいと涙するように、リズムや歌が心を揺さぶる時に体が動きダンスになる。そんな自然発生的なダンスだから、時代と共にどんどん変化しても消滅はしなかった。現在のプロダンサー達もまた本能的即興で踊っている人が多いようです。実際エジプトのベリーダンスにはインド舞踊のような教則本はなく、自分の動きを説明できないネイティブダンサーが多く見受けられます。

ダンサーの体を介してその曲の背景までもプロモーションビデオのように見えてしまう、不思議な感覚になることが時々あります。ナシュワに出会った日もそうでした。そしてスヘイラザキ、ディーナ・・・その感動は言葉では説明できません。

一般の人々にとってプロダンサーは、歌に対する自分の心情を共有しその表現者としてステージ上で演じてくれる身代わりのようなものかもしれません。
故にダンサーと客との共通言語のようなムーブメントが必要になってきます。日本で言うトランスダンスが本能的ダンスなのに、エジプトのベリーダンスで受け入れられないのはそういう訳ではないでしょうか?

冷ややかな目線の多い中、露出度の高い衣装で誇り高くステージに立つダンサー達。
「いったいなぜ彼女たちは踊るの?」エジプトで聞いても、「お金のためでしょう」一般的にはそんな答えが返ってくるのですが、本当にそれだけ?だったらお金が貯まればやめればいい。踊るだけだったら確かに家でもできるし・・・。

1人のダンサーが私に言った。「結婚して家で奥様をしてそれはそれでハッピィだけど、それが長く続いたら、それは私?ステージでダンスしない私・・・それは私じゃない!」

もしも踊り続けることで1つの幸せを失うことがあったとしても彼女はステージに立つんだろうなぁ〜
それはイスラム教国、エジプトでの出来事???いえいえ日本に住む私にも同じ事は起こりました。

ベリーダンス、それは私にとってもやめようにもやめられない不思議な踊りです。

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